
天守閣を背に並ぶ約500点。懸崖・盆栽・七本仕立てまで仕立ての種類が豊富
小田原城は戦国時代に北条氏五代の本拠として関東一円に威を振るった城で、現在の天守は昭和35年に復興されたもの。その本丸広場を会場に、毎年11月に小田原城菊花展が開かれる。2026年は第76回を数え、11月3日の文化の日から15日まで、約500点の菊が天守を背景に展示される。出品は厚物・管物といった大菊の定番から、崖を流れ落ちるように仕立てた懸崖、幹を作り込んだ盆栽、七本仕立て、背丈を低く整えた福助、スプレー菊や切花、さらに洋菊や古典菊などの参考花、初心者の部、小菊総合花壇まで幅広く、菊づくりの技法を一度に見比べられる。会場の本丸広場は天守閣の足元にあたり、菊と白亜の天守を一枚に収められる撮影スポットとしても人気が高い。小田原駅東口から徒歩約10分と近く、城址公園の紅葉が色づき始める時期でもあるので、天守閣の見学や城下の散策と合わせて訪れたい。
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