130年ぶりに再興された神事と、祭典後に振る舞われる菊酒
嵯峨の車折神社で毎年9月9日に斎行される重陽の節句の神事です。この重陽祭は江戸時代末期まで神仏習合の様式によって盛大に営まれていましたが、明治の神仏分離によって途絶え、平成9年に130年ぶりに再興されたという経緯を持ちます。祭典では菊の花が神前に供えられ、美容と健康の向上が祈願されます。あわせて舞楽が奉納され、境内には雅やかな空気が満ちます。祭典が終わったあとには、参拝者や見学者に菊酒が無料で振る舞われます。菊の香りを移した酒を口にして邪気を払い長寿を願うという、重陽本来の習わしをその場で体験できるのがこの神事の魅力です。菊酒はなくなり次第終了となります。車折神社は境内社の芸能神社で知られ、芸能人の名前が並ぶ朱塗りの玉垣を目当てに訪れる人も多い社ですが、この日は節句を祝う静かな一日となります。
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京都府京都市西京区約1km
菊慈童像への献菊と、謡・舞の奉納
京都府京都市右京区約2km
御殿から見上げる高さに仕立てられた、細い花弁の嵯峨菊
京都府京都市下京区約7km
巫女が奉納する舞楽「菊寿の舞」と、境内に置かれる菊の着せ綿

京都府京都市北区約8km
白装束の刀禰が烏の鳴きまねと跳ねる所作を見せる「烏飛び」

奈良県奈良市約40km
香道志野流家元奉仕による献香之儀。参拝所から拝観できる

大阪府富田林市約58km
重要伝統的建造物群保存地区の町家に並ぶ、菊と雛人形の飾り
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