護良親王を祀る社で九月九日に営まれる、菊の節句の神事
鎌倉宮は、後醍醐天皇の皇子である護良親王を祭神として明治二年に創建された神社で、親王が幽閉されたと伝わる土牢が境内に残る。重陽神事は同社の年中行事に定められた祭儀で、五節句の最後にあたる九月九日に斎行される。重陽は菊の節句とも呼ばれ、菊の香に長寿を託す平安以来の風習を伝える日である。神事であるため一般向けの催しは特に設けられていないが、境内は通常どおり参拝でき、鎌倉の秋の散策とあわせて節句の日の空気に触れることができる。参列の可否や時刻については社務所に確認するとよい。
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