
菊人形・大作り・大懸崖まで、仕立ての幅が広い都心の菊
湯島天満宮は学問の神として知られる菅原道真公を祀り、受験期には合格祈願の絵馬で埋まる社である。菊まつりは文京区の「花の五大まつり」のひとつに数えられ、毎年十一月一日から二十三日まで境内で開かれる。約二千株の菊が持ち込まれ、物語の場面を人形と菊で表す菊人形、一株から多数の花を咲かせる大作り、崖から流れ落ちるように仕立てた大懸崖、小菊で山水を表した盆庭など、仕立ての種類が幅広いのが特徴である。都心の社殿を背にして菊が並ぶ景色は、江戸以来の菊細工の系譜を今に伝えている。会期中は境内が朝早くから開いており、通勤前や散策のついでに立ち寄る人も多い。
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東京都台東区約3km
供養された菊との交換と、全長15メートルの金龍が舞う「金龍の舞」

東京都中央区約5km
宮中の風習を再現した菊酒・茱萸嚢・着せ綿と、秋の「後の雛飾り」

東京都新宿区約6km
順路に沿って7つの上屋花壇と2つの露地花壇をたどる構成

東京都江戸川区約11km
天然記念物の影向の松と、影向作りの菊花大花壇。約1,000鉢が境内に
埼玉県川口市約16km
植木の町の植物園に並ぶ愛好家の菊。会期中に審査会も
東京都調布市約20km
だるま・福助・懸崖・古典菊まで、秋空の屋外展示場に並ぶ多彩な仕立て
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