
天然記念物の影向の松と、影向作りの菊花大花壇。約1,000鉢が境内に
善養寺は江戸川のほとりに建つ真言宗豊山派の寺で、小岩不動尊の名で親しまれている。境内には樹齢600年を超えるとされる「影向の松」があり、東西約31メートル、南北約28メートルに枝を広げる巨木は国の天然記念物に指定され、日本一の松と称される。この松の名にちなむ影向菊花大会は昭和42年(1967年)以来続く秋の恒例行事で、善養寺影向菊花会の運営により、毎年1,000鉢以上の菊が境内を埋める。見どころは、小菊を組み上げて大きな花壇に仕立てる影向作りの菊花大花壇で、そのほか盆養菊や懸崖、盆栽仕立てなど品評会への出展作品も並ぶ。2026年は10月19日から11月23日まで開かれ、11月6日には品評審査会が行われる。観覧時間は8時30分から16時まで。JR小岩駅南口から京成バスで「江戸川病院前」下車徒歩3分、京成江戸川駅からは徒歩20分ほどで、参詣者用の駐車場も客殿前と仁王門前にある。天然記念物の松と菊の大花壇を同じ境内で見られるのは、この大会ならではの光景である。
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